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南国の児童虐待死:男性に懲役7年 「理不尽かつ自己中心的」--地裁判決 /高知

毎日新聞
2008年8月1日
Source: http://mainichi.jp/area/kochi/news/20080801ddlk39040633000c.html

南国市の小学5年、藤岡和輝君(当時11歳)を虐待し死なせたとして傷害致死の罪に問われた南国市大〓甲、無職、寺岡省二被告(32)の判決公判が31日、高知地裁であった。伊藤寿裁判長は「理不尽かつ自己中心的な動機に酌むべき点はない」などとして懲役7年(求刑・懲役8年)を言い渡した。

判決によると、寺岡被告は今年2月、同市内の自宅で、内縁の妻の長男和輝君を胸の高さまで両手で抱え上げ、2度にわたって畳の上に投げつけ、頭を強打して死亡させた。【千脇康平】

毎日新聞 2008年8月1日 地方版


南国の児童虐待死:懲役8年求刑、結審 被告、起訴事実認める--初公判 /高知

毎日新聞
2008年6月26日
Source: http://mainichi.jp/area/kochi/news/20080626ddlk39040712000c.html

同居していた南国市の小学5年、藤岡和輝君(当時11歳)を虐待し死なせたとして傷害致死の罪に問われた同市大〓甲、無職、寺岡省二被告(31)の初公判が25日、高知地裁(伊藤寿裁判長)であった。寺岡被告は起訴事実を認め、検察側は「人ひとりの生命を奪った結果はあまりに重大」として懲役8年を求刑、即日結審した。判決は7月31日。

論告求刑で検察側は「しつけのためではなく、和輝君が寺岡被告の言うことを聞かないことに腹を立てたもので、理不尽極まりない」と指摘。「児童に対する虐待を防止する観点からも、厳しい態度で臨む必要がある」とした。一方、弁護側は「しつけ教育が高じた突発的な行為で計画性はなく、和輝君に人工呼吸をするなど救命措置を講じている。寺岡被告は心から反省している」などとして情状酌量を訴えた。

起訴状によると、寺岡被告は今年2月3日午後7時ごろ、自宅で内縁の妻の長男和輝君を胸の高さまで両手で抱え上げ、2度にわたって畳の上に投げつけ、翌日、びまん性軸索損傷で死亡させた。【千脇康平】

毎日新聞 2008年6月26日 地方版


南国の児童虐待死:事件受け、県教育長を処分--県教委 /高知

毎日新聞
2008年3月13日
Source: http://mainichi.jp/area/kochi/news/20080313ddlk39040537000c.html

南国市の男児が虐待され死亡した事件を受け、県教委は12日、大崎博澄・県教育長を厳重注意処分にしたと発表した。処分は今月7日付。

処分理由は、男児への虐待の事実を児童相談所や学校など関係機関が、約1年前から把握しながらも死亡に至り、「教育行政の信頼を失墜させた」としている。

大崎教育長は12日の県議会総務委員会で、事件発覚直後、尾崎正直知事に辞職を申し出たが、慰留された経緯を明らかにした上で、「弱い立場にある子どもを守れなかったことは痛恨の極みで、私自身危機意識が欠如していた」と話した。【服部陽】

毎日新聞 2008年3月13日


南国の児童虐待死:悲劇防げなかったのか 学校や相談所、1年前から事実把握 /高知

毎日新聞
2008年2月5日
Source: http://mainichi.jp/area/kochi/news/20080205ddlk39040307000c.html

南国市の小学5年、藤岡和輝君(11)が母親(31)と内縁関係にある寺岡省二容疑者(31)から虐待を受け死亡した事件。学校や児童相談所は1年前から虐待の事実を把握し、「施設入所が望ましい」と判断しており、小学2年の弟(7)は児童養護施設に保護されてもいた。だが、身体的な虐待が把握できず、母親や和輝君自身が拒否したことで保護には至らなかった。母親は「しつけのためで虐待ではなかった」と話すが、悲劇を防ぐことができなかったのか--。【近藤諭、服部陽】

「服が汚れて着替えもしていないようだ」。和輝君が通っていた小学校の担任らは、兄弟のそんな姿に家庭での虐待を予感していた。昨年2月6日、担任が家庭での状況を聞いたところ「明け方まで家の廊下で長時間正座させられた」と虐待の事実を話し始めた。学校側は直後、県立中央児童相談所に報告し、同相談所はネグレクト(育児放棄)を中心にした虐待と認定した。

一方、弟は「棒のようなもので殴られた」と話し、学校側は「虐待の主な矛先は弟」と見ていた。弟が同年4月、家出したことをきっかけに児童養護施設に入所させていた。

その後、この家族への対応として同相談所や学校、南国署が連携することを確認し、家庭訪問するなどして虐待の状況を知ろうと努めた。しかし、「家の中での存在感が大きく、母親も頭が上がらなかった」という寺岡容疑者には直接接触できず、同相談所の山岡政国所長は「接触して、厳密に家族の状況を知っていたら事件は防げたかもしれない」と反省を口にした。

加えて、同相談所は「施設での保護が必要」と判断し、母親に説得していたが拒否された。和輝君も「施設に行くのは嫌」と答えたことから、話は平行線をたどったままだった。入所には親権者の同意が必要だが、和輝君には明確な身体的虐待が確認できなかったこともあり強制保護にできないまま事件に発展した。

校長は「和輝君には担任が積極的に声をかけていたが、子どもを守ることが出来ず残念だ」とうなだれた。学校では5日に全校集会を開くとともに、子どものケアが必要な場合はカウンセラーを配置することも検討するという。

 ◇   ◇

民家がひしめく一角にある自宅では、母親が報道各社の取材に応じた。母親は「普段から虐待をしていたわけではなく、しつけのためにやった」と答えた。容疑者が体を持ち上げてたたきつけたことを問われると、「(容疑者が)手をあげることはあったが、3日はたまたま行き過ぎてしまった」と話した。

一方、近所に住む男性(35)は「活発に遊ぶ弟の面倒を見るお兄ちゃんだった」と仲むつまじい兄弟の様子を語った。別の男性(60)は「夏ぐらいから子どもの姿が見えなくなっていた。どうしたのかと心配していたが、こんなことになってしまうなんて」と驚きを隠せない様子だった。

毎日新聞 2008年2月5日


虐待:内縁の妻の子投げ、死なせる 高知で容疑の男逮捕

毎日新聞
2008年2月4日
Source: http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080204k0000e040065000c.html

内縁の妻(31)の連れ子で小学5年、藤岡和輝君(11)を畳に投げつけるなどの虐待をしたとして高知県警南国署は3日深夜、南国市、無職、寺岡省二容疑者(31)を傷害容疑で逮捕。その後、和輝君が死亡したため、容疑を傷害致死に切り替えて調べている。

調べでは、寺岡容疑者は同日午後7時半ごろ、自宅で和輝君を両手で持ち上げ、畳の上に2回投げつけるなどして、右硬膜下血腫などで意識不明の重体にさせた疑い。男児はその後ぐったりしたため、寺岡容疑者と妻が近くの消防署に歩いて連れていき、救急車で高知市内の病院に運ばれたが、4日朝、死亡した。

二男を含め4人家族で、同署には昨年3月ごろ、児童相談所から和輝君が虐待を受けている可能性があると情報があったという。

毎日新聞 2008年2月4日 12時37分


男児を畳に投げ、死なせる 母親の内縁の夫を容疑で逮捕

朝日新聞
2008年02月04日12時00分
Source: http://www.asahi.com/national/update/0204/OSK200802040028.html

内縁関係にある女性の長男(11)を畳の上に投げつけるなどして虐待したとして、高知県警南国署は3日夜、同県南国市大ソネ(土へんに甬)甲(おおそねこう)、無職寺岡省二容疑者(31)を傷害の疑いで緊急逮捕した。長男は頭などを打っており、4日朝に死亡。同署は傷害致死容疑に切り替えて調べている。寺岡容疑者は「子どもがあいまいな返事しかしないことに腹を立てた」と容疑を認めているという。

亡くなったのは、同市立大篠小5年の藤岡和輝君。調べでは、寺岡容疑者は3日午後7時半ごろ、同居している内縁関係の飲食店従業員の女性(31)方で、和輝君を両手で持ち上げて畳に2度投げつけるなどし、右硬膜下血腫などで死亡させた疑い。

和輝君は寺岡容疑者と女性が南国市消防署に運び、同消防署が病院に搬送。病院から南国署への通報でわかった。

大篠小学校の堀田樹彦校長は「以前から虐待の恐れを感じており、担任を通じて様子を見たり、児童から話を聞いたりしていた。南国署や児童相談所に相談もし、相談所に自宅訪問をしてもらっていた」と話した。

高知県中央児童相談所は昨年2月に同小から相談を受け、家庭訪問などをしていたという。昨年4月、小学2年の和輝君の弟が家を追い出され、同相談所が保護。弟は「家に帰りたくない」と話し、その後は養護施設で暮らしているという。その後も相談所が家庭訪問して女性と話をしていたが、「暴行を示す兆候は確認していなかった」としている。


小5男児、虐待で死亡 傷害容疑で男逮捕 高知

産経新聞
2008年2月4日
Source: http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080204/crm0802041258012-n1.htm

一緒に暮らす女性の小学5年の男児(11)を畳に投げつけたとして、高知県警南国署は3日夜、傷害容疑で南国市大●(=土へんに甬)甲、無職、寺岡省二容疑者(31)を逮捕した。男児は意識不明の重体で病院に運ばれ、4日午前9時50分ごろ、死亡が確認された。

男児は少なくとも1年以上にわたり、食事や入浴が十分でないなど虐待されていた疑いがあり、同署は傷害致死容疑に切り替えて調べる。

南国署の調べに、寺岡容疑者は「自分に、はっきりしたことを言わないので腹が立った」と供述しているという。

調べによると、寺岡容疑者は3日午後7時半ごろ、一緒に暮らす女性(31)の長男を両手で持ち上げ、畳に2回投げつけた疑い。高知市内の病院が通報して発覚した。

県立中央児童相談所によると、昨年2月、男児の通っていた小学校から「服を替えてもらっていないようだ。虐待の疑いがある」と相談があった。児童相談所は翌月、南国署に通報していた。その後も男児は通学していたという。

児童相談所によると、男児は長時間正座させられる虐待を受けたこともあったという。また、男児の弟は昨年4月に外にいるところを警察に保護され、「家に帰りたくない」と話したため、現在は施設で生活しているという。



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