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いじめ言葉から「学校裏サイト」監視…群大教授ら実証実験へ
読売新聞 中高生が使う「学校裏サイト」と呼ばれるネット掲示板を常に検索し、いじめなどにつながる恐れのある書き込みを見つけ出すシステムを群馬大学社会情報学部の下田博次教授(情報メディア論)らが考案、近く実証実験を始める。 裏サイトでは「ウザイ」(うっとうしい)、「キモイ」(気持ち悪い)「氏ね」(死ね)など35の言葉が掲示板に書かれたのをきっかけに、級友への中傷が始まるパターンが多いことに着目。これらの言葉をコンピューターシステムに検索させ、危険度の高い掲示板を見つける効果を確かめる。 下田教授は昨年末、生徒が管理人になって運営する群馬県内の学校裏サイト182件の書き込みを、同県のNPO「青少年メディア研究協会」と精査した。その結果、最初から個人攻撃を目的にした書き込みに比べ、一般的な話題で始まりながら、やりとりが続くうちに偶発的に級友に対する中傷に移る例が、圧倒的に多いことがわかった。 例えば、「うちの学校でかっこいいの誰」という話題で始まった書き込みが、「キモイ」という言葉が書かれたのをきっかけに、「キモイといえば、○×君」などの内容に変わった。下田教授らは、特に35の言葉のどれかがきっかけになっていると考え、これらが掲示板に登場する頻度と文脈を探ることで、書き込みの「危険度」を測れると考えている。実験では、日常生活の中で注目される情報を抽出して整理するコンピューターシステムを3~4種類使う予定という。トラブルを起こす可能性がある書き込みが見つかった場合、学校に通報。掲示板の危険性を伝え、いじめなどを未然に防ぐ手だてを考えてもらう。 下田教授は「学校裏サイトは、全国で無尽蔵に増えている。匿名性を高めたサイトも出現した。今のうちに対策を考えないと、学校や親が対応しきれない状況が起きてしまう」と話している。 (2008年3月7日14時33分 読売新聞) |
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